令和7年の長浜の曳山祭りは撮影としてお邪魔させていただきました。

 

長浜の曳山祭り

長浜の街中で執り行われる春のお祭りで、私もお恥ずかしながら大人になってしっかりと歴史を知り見にいきました。

生で初めて見たのきの感動は忘れられません。

毎年見ても新しい感動と発見があり、遠方から来られるお客様の気持ちがわかる気がします。

 

そんな曳山まつりに本年は

旅考長浜 近江ARS
春の曳山安藤家席
撮影担当としてご依頼いただきました。

主催は長浜まちづくり会社

 

琵琶湖湖岸にてゲストの方をお出迎えし

なんとも味わい深い琵琶湖を眺められ

 

長浜まちづくり会社が運営するBIWAKO PICNIC BASE

こちらでは三井寺福家さんが朝摘みしたお茶っぱと富田酒造さんがお酒造りで使われているお水で

皆様へお茶を振舞われました。

お茶菓子は叶匠壽庵さん

全てにおいて素敵すぎる空間と時間

とても穏やかで時がゆるやかに思えました。

 

 

場所を移し安藤家

北大路 魯山人が過ごされます活動され作品も多く残る場所

私も何度もお邪魔していますが当時のまま残された場所は空気が違い鳥肌が立つ場所です。

 

 

その場所にて山川草木の宴が行われました。

芸者様による舞いは息を呑む美しさでカメラ越しに見るのが惜しいほどでした。

 

お料理はdining Rootさん

お酒は富田酒造さん七本槍

 

極力電気をづけず昔の灯りの中で行われる首席はタイムスリップしたようで幻想的でした。

外ではお祭りの音がして声がして

安藤家では皆さんの弾む声がする

 

私は素敵な場所に居させてもらっているのだとカメラ越しに

この時間を味わっていました。

 

長浜曳山まつりはというと

御旅所にて本年出番の山組4組が集まり順次子ども歌舞伎を納められていました。

宴の席からゲストさんとともに御旅所へ向かい

夜暗がりの中、輝かしく堂々と子供達の歌舞伎の姿を眺めました。

 

あいにくの天気でゆっくりとご覧になれなかったですが

あの光景は毎年見ている私も毎年感激する光景です。

 

見慣れた長浜の街並みが特別違う姿に映る夜

すれ違う方々も笑顔で賑やかで春を感じる数日です。

 

 

受け継がれてきた行いを

続けていくことの難しさと大変さを年々感じますが

長浜曳山祭りは地域の方々がとても愛しておられ

大切に思われる気持ちがすごく伝わるお祭りです。

 

来年もまたこの場所で新しい発見と感動がしたいと思いました。

 

素敵な場所に呼んでいただきありがとうございました。