長浜市の琵琶湖湖岸といえば豊公園
そこにある国民宿舎 豊公荘という建物
今は閉業してしまっているけれど、昔は人が集う場所でした
長浜太閤温泉という秀吉公が長浜城に移り、初めて子どもができたことから”子宝の湯”と呼ばれる温泉
宿泊ができ、人前式や披露宴なども行われていたところです。
私の両親の結婚披露宴を行った思い入れのある場所でもあります。
取り壊しが決定されたと新聞で読み、両親も寂しそうにしていました。
そんなタイミングで耳寄り情報が入ってきました。
BIWAKO PICNIC BASE/長浜まちづくり株式会社 https://www.instagram.com/nagahama36/が
豊公荘の活用として『湖畔の場所のつくり方』プロジェクトを始めると!
私も取り壊しまでに、両親を連れていき記念写真を撮りたいと伝えたところ
快く話しを聞いてくれました。
春の展示に向けて現地で作業されているということで、下見がてら作業にお邪魔しました!
偶然にも顔見知りの方達ばかりで、まさかの遭遇!で嬉しかったです。
タップダンサーの最高にかっこいい夫婦にアウトドアグッズを作るタフな民!!
晴れた気持ちのいい日で、真っ白のペンキをみんなでお喋りしながら塗り塗り。
白い空間ができ、とても明るい場所でわいわいと楽しい時間でした。
使わないから壊すのではなく、再生することはできると感じたよき日。
誰かの人生の大切な場所であり、思い出の場所であり、これからの出会いの場所でもあるんじゃないかと
少しの作業で、この場所が愛おしく思えました。
来年度に入るといつ取り壊しが決行になるのかわからないそうです。
私ができることは何だろうかと考えて、あと少しのこの空間を味わっていきたいと思います。
場所作りのプロジェクトは誰でも参加可能で、長浜まちづくり会社インスタグラムからお問い合わせしてみてください。
ぜひ本当に今しか体験できない事をしてみてはいかがでしょうか?
両親の撮影のプランを練りつつ、また作業のお手伝いに行けたらと思います。
今あるものを大切に。