私が写真を撮る仕事を始めてから
自然とカメラが集まってきました
その理由は様々で
・空き家になったお家の整理で見つけた先代が使っていたカメラ
・昔、子供が小さい時に使っていたカメラ
・祖父が使っていたカメラ
・当時、高値で頑張って買ったカメラ
どのカメラにも様々な物語があって
皆さん捨てることができず、売るのも何か違うとおっしゃっていました
そうして私の元にやってきたカメラ達
綺麗にクリーニングしてシャッター音を聞いてみたり
ファインダーを除いてみたり
古いもので1950年代前半に製造されたカメラもあり
そのカメラは今でもフイルムを入れらた撮影できるものです
何十年もの年月を経て
沢山の家族の節目に立ち会い、いろんな人を見続け
いろんな場所へ行き、沢山の景色をみてきたカメラ達
令和になり私のスタジオで
撮影しているのをそっと見守っていてくれます
昔は1枚の写真を撮ることは一大イベントであり
現像プリントする作業は大変で時間がかかり
だからこそ1枚の写真の重さは今とは全然違うんだと
カメラの重さを感じながら思いを馳せています
今はスマホで気軽に綺麗な写真が撮れる時代
その撮った写真を何度見返しましたか?
今年も折り返しています。
あなたにとって今年の1枚はどんな写真でしょうか?
たまにはプリントして手元に残すこともまた楽しみの一つかもしれません
そして数年後一枚の写真で周りの誰かと話しが膨らむと素敵ですね